calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

categories

archives

新しい歯科医師会館にて

0

    1/28(土)、広島市歯科医療福祉対策協議会主催の学術講演会に参加しました。今回は日本大学歯学部の植田耕一郎先生がかかりつけ歯科医が行う診療室を核にした訪問診療について講演されました。先生は摂食・嚥下リハビリテーションが専門で、ご自身の経験をもとにとても興味深いお話をしてくださいました。


    今回の講演で最も印象に残ったことは、摂食・嚥下障害というと咽頭期(食べ物がのどを通過するとき)の障害が注目されがちですが、実際は準備期・口腔期(食べ物を飲みこむ前まで)のものが最も多いということです。嚥下障害の6割が脳卒中の後遺症といわれていますが、そのような患者さんも健康な人と同じように口から食事をとっています。でも、麻痺があってうまくのみこめない方が大部分です。脳卒中の患者さんの口の中は食べ物がたくさん残っているけど、病院では十分な口腔ケアを受けることができていないのが現状だそうです。口腔ケアを行ってう蝕や歯周病、誤嚥性肺炎を予防したり、嚥下訓練(リハビリテーション)を行って患者さんの「食べる楽しみ」を支えていくことは私たち歯科医療従事者にとって、大いに意味のあることだと改めて認識しました。地域の皆様の「かかりつけ歯科医」としての自分の立ち位置を再認識して、日々の診療に取り組みます。写真は歯科医師会館の入口です。今年1月の中旬に富士見町から二葉の里に移転したばかりです。この日が移転して初めての学術講演会でした。植田先生は話し始めると、あいさつの時とは一変して、身振り手振りを加えながら熱く語って下さいました。先生の思いは会場にいた全員に伝わったのではないかと感じました。あっという間の素晴らしい時間を過ごすことができました。

     


    コメント
    コメントする